今日のNETで見つけた一品
花粉症対策に登場した意外な成分。
わさびの香りが花粉症に“キク~ッ”!?
悩ましい花粉症の季節が
今年もそろそろやって来る。
グズグズ、しょぼしょぼ、チカチカ‥‥。
例年のツラい症状が脳裏によみがえり
今から憂鬱になっている人も少なくないのでは?
そんな花粉症キャリアの人たちに向けて、
意外な対策商品が登場した。
わさびの香り成分を活かした
「ワサビチオヘキシル」である。
右から、ワサビチオヘキシル
リフレッシングルームフレグランス
(80ミリリットル)1800円、
ワサビチオヘキシル
リフレッシングマスクスプ レー
(20ミリリットル)1200円、
ワサビチオヘキシル
リフレッシングリップクリーム
(3グラム)1200円、
ワサビチオヘキシル
リフレッシングメ ントールドロップ
(70グラム)350円
わさびと言えば、まず思い浮かぶのが,
あの鼻にツ~ンと来る刺激。
花粉症を抑えるどころか、ますます鼻水や涙が
出てしまいそうに思えるのだが‥‥?
「わさびは飛鳥時代から薬草として珍重され、
解毒・抗菌パワーを持っている。
その香り成分のひとつである
「6-メチルチオヘキシルイソチオシアネート」 に、
鼻水やくしゃみなど花粉症の諸症状を抑える
効果があるのです」とは発売元である
金印(名古屋市)の研究開発部・奥西勲氏。
業務用わさびのトップメー カーである同社では、
10年ほど前からわさびの健康効果に関する研究に取り組んできた。
大学や研究機関と連携しての分析・実験により、
解毒や抗酸化作用など様々な効能があることが
確認され、これまでにも健康食品や基礎化粧品の
商品化に成功している。
「花粉症に効くことが分かったのはまったくの
偶然から。
わさびの実験にあたっていた花粉症のスタッフが
“今年はどうも鼻の調子がいい”と気づき、
そこから詳しい調査・分析が始まったのです」
(奥西氏)。
臨床試験の結果、においを嗅いだ人の75%が
花粉症の症状が改善されたとの結果が出た。
また、花粉症だけでなく鼻炎にも
効果が期待できると言う。
「商品化にあたり苦心したのは香りのバランス。
わさびらしさを活かしつつ、それだけでは刺激が
強いので、さまざまなものとブレンドしてみた。
最終的に、ペパーミントとユーカリの香りを配合し、
爽快感のある香りを実現しました」
とは同じく研究開発部の市川佳伸氏。
この1月に発売された
「ワサビチオヘキシル」シリーズは、
室内用スプレー、マスク用スプレー、
リップクリーム、のど飴の4アイテム。
室内用スプレーは寝る前や家事の間に2~3秒噴射、
マスクスプレーは外出時にマスクやハンカチに
ふきかけ、リップクリームはいつでもどこでも、
のど飴は1日5粒ほどなめると、
それぞれ効果が現れるとのこと。
実際に試してみると、
わさびのにおいは言われて初めて気づく程度の
ほのかなもの。
上品かつ爽やかな香りで、刺激は全く感じない。
シャンパンゴールドとグリーンを基調とした
パッケージデザインも、大人が携帯するのを
意識したスマートで品があるものだ。
日常的に使いやすい商品であることは間違いない。
販売は通販のみ。
同社のオンラインショップでは3月末まで
各商品20%オフのキャンペーン中なので、
花粉前線が活発になる前に試しておくのも
いいだろう。
日本原産のハーブ・わさび。
日本人が古くから慣れ親しんできたその香りが、
この春、日本人の多くを苦しめている
現代病・花粉症を撃退する救世主となることを
期待したい。